マモン
まもん
種族
英語表記
Mammon
別名・異表記
Mamon
伝承元
キリスト教伝承、中世悪魔論
地域・文化圏
キリスト教文化圏、西欧文化圏
概要
マモンは、富や財産への執着を象徴する悪魔として後世に人格化された存在である。もとは富や財を意味する語として扱われるが、キリスト教的な解釈の中で、貪欲を表す悪魔的存在として語られるようになった。財そのものではなく、財への支配された心を表す悪魔である。
悪魔としての性質
マモンは、貪欲や物質的な欲望を人格化した悪魔として扱われる。人間を富への執着に縛り、精神的な価値から遠ざける存在として描かれる。
害・誘惑・象徴する悪
マモンは、貪欲、金銭への執着、物質主義、信仰の喪失を象徴する。人間が富を使うのではなく、富に支配される状態を示す悪魔である。
姿・象徴
マモンの姿は、伝承の中で明確に固定されていない。象徴には、金貨、宝物、富、欲望、重い袋がある。
主な伝承・エピソード
マモンは、神と富の両方に仕えることはできないという教えと結びついて語られる。後世には、富そのものが人間を支配する悪しき力として人格化され、貪欲を象徴する悪魔とされた。
関連する存在
✦サタン、貪欲、富に仕える者
信仰・解釈
マモンは、古代から独立した神話的悪魔として語られた存在というより、キリスト教的倫理の中で富への執着を悪魔化した存在である。
主な登場資料
マタイによる福音書、ルカによる福音書、中世キリスト教悪魔論
