麒麟
きりん
種族
英語表記
Qilin
伝承元
中国神話、東アジア伝承
地域・文化圏
中国文化圏、東アジア文化圏
概要
麒麟は、中国神話や東アジア伝承に登場する瑞獣である。聖人や名君の出現と結びつき、平和で徳のある時代に現れるとされる。恐ろしい怪物ではなく、吉兆と徳を示す霊獣である。
姿・特徴
麒麟は、鹿、馬、牛、龍など複数の動物の特徴を持つ霊獣として描かれる。角を持ち、鱗をまとい、炎のような装飾を帯びる姿で表されることもある。
性質・象徴
麒麟は、仁、徳、平和、吉兆を象徴する。生き物をむやみに傷つけない仁獣として語られ、優れた統治や聖人の誕生と結びつく。
人間・神々との関わり
麒麟は、名君や聖人の出現を知らせる瑞獣として扱われる。孔子の伝承とも結びつき、知恵や徳の象徴として重視された。
主な伝承・エピソード
麒麟は、聖人が生まれる時代や、理想的な政治が行われる時代に現れるとされた。乱れた世には姿を見せず、徳ある世にだけ現れるという点が重要である。人間社会の善政や道徳を映す霊獣である。
関連する存在
孔子、鳳凰、白澤、瑞獣
主な登場資料
礼記、春秋関連伝承、中国瑞獣資料
