麒麟

きりん

種族
英語表記

Qilin

伝承元

中国神話、東アジア伝承

地域・文化圏

中国文化圏、東アジア文化圏

概要

麒麟は、中国神話や東アジア伝承に登場する瑞獣である。聖人や名君の出現と結びつき、平和で徳のある時代に現れるとされる。恐ろしい怪物ではなく、吉兆と徳を示す霊獣である。

姿・特徴

麒麟は、鹿、馬、牛、龍など複数の動物の特徴を持つ霊獣として描かれる。角を持ち、鱗をまとい、炎のような装飾を帯びる姿で表されることもある。

性質・象徴

麒麟は、仁、徳、平和、吉兆を象徴する。生き物をむやみに傷つけない仁獣として語られ、優れた統治や聖人の誕生と結びつく。

人間・神々との関わり

麒麟は、名君や聖人の出現を知らせる瑞獣として扱われる。孔子の伝承とも結びつき、知恵や徳の象徴として重視された。

主な伝承・エピソード

麒麟は、聖人が生まれる時代や、理想的な政治が行われる時代に現れるとされた。乱れた世には姿を見せず、徳ある世にだけ現れるという点が重要である。人間社会の善政や道徳を映す霊獣である。

関連する存在

孔子、鳳凰、白澤、瑞獣

主な登場資料

礼記、春秋関連伝承、中国瑞獣資料

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22