タングリスニル
たんぐりすにる
種族
英語表記
Tanngrisnir
伝承元
北欧神話
地域・文化圏
北欧文化圏
概要
タングリスニルは、北欧神話の雷神トールの戦車を引く二頭の山羊のうちの一頭である。名は「歯ぎしりする者」を意味する。相棒のタングニョーストとともに、トールを乗せて天を駆ける。
姿・特徴
タングリスニルは、力強い雄山羊として語られる。戦車が走るときの轟きは、雷鳴にたとえられる。
性質・象徴
タングリスニルは、食べられても骨と皮から生き返るという不思議な力を持つ。尽きることのない糧と再生を象徴する。
人間・神々との関わり
タングリスニルは、トールの旅の乗り物であると同時に、夜には食料にもなった。トールがミョルニルで骨を清めると、山羊は元通りに生き返った。
主な伝承・エピソード
トールは旅の途中で農家に泊まり、山羊を料理して家族にふるまった。しかし農家の息子が骨を割って髄を食べたため、生き返った山羊の一頭は脚が不自由になった。怒ったトールへの償いとして、兄妹のシャールヴィとレスクヴァがトールの従者になった。
関連する存在
✦タングニョースト、✦トール、✦ミョルニル、✦トールの山羊車
主な登場資料
スノッリのエッダ、古エッダ
