ハデス
はです
種族
英語表記
Hades
別名・異表記
プルートン
伝承元
ギリシャ神話
地域・文化圏
古代ギリシャ文化圏
概要
ハデスは、ギリシャ神話に登場する冥界の神である。ゼウス、ポセイドンと兄弟関係にあり、世界を分けた際に死者の国を治める神となった。死を支配する神であるが、単純な悪神ではなく、死者の世界の秩序を守る存在である。
司るもの・権能
ハデスは、冥界、死者、地下の富を司る。死者を受け入れる領域を支配し、生者と死者の境界を保つ力を持つ。
神格・立場
ハデスは、冥界の王であり、オリュンポスの神々と同じ世代に属する高位の神である。地上に出ることは少ないが、死後世界の支配者として重要な位置を持つ。
姿・象徴
ハデスは、厳かな王の姿で表されることが多い。象徴には、冥界、隠れ兜、ケルベロス、地下の財宝がある。
主な神話・エピソード
ハデスは、ペルセポネを冥界へ連れ去った神話で知られる。デメテルが娘を探して嘆いたことで地上は実りを失い、やがてペルセポネが一年の一部を冥界で過ごすことになった。この物語は、季節の変化と死後世界の関係を語る神話として知られる。
関連する存在
✦ゼウス、✦ポセイドン、✦ペルセポネ、✦デメテル、✦ケルベロス
信仰・祭祀
ハデスは、冥界の神として畏れられたため、他の神々ほど日常的に名を呼ばれることは少なかった。地下の富と結びつく神としても扱われた。
主な登場資料
神統記、ホメロス風讃歌、ギリシャ神話伝承
