船幽霊

ふなゆうれい

種族
英語表記

Funa-yūrei

伝承元

日本民間伝承

地域・文化圏

日本文化圏、海の民間伝承

概要

船幽霊は、海で死んだ者の霊が船に現れる怪異である。幽霊に近い存在だが、海上で船を沈めようとする妖怪としても語られる。海難や溺死への恐怖と深く結びついている。

姿・特徴

船幽霊は、亡者の姿や白い影のような姿で現れるとされる。船の周囲に集まったり、海上に浮かぶように現れたりする。

出現場所

船幽霊は、海上、船の近く、海難があった場所に現れるとされる。特に夜の海や霧の中で語られることが多い。

性質・行動

船幽霊は、船に柄杓を求め、渡された柄杓で船に水を入れて沈めようとする。死者が生者を自分たちの世界へ引き込もうとする怪異として語られる。

人間との関わり

船幽霊は、漁師や船乗りにとって非常に恐ろしい存在である。底の抜けた柄杓を渡すことで船を守るという話もあり、海上での魔除けや知恵と結びつく。

主な伝承・エピソード

船幽霊は、海で命を落とした者たちが船に近づき、柄杓を求める怪異として語られる。普通の柄杓を渡すと、船に水を入れられて沈められるため、底の抜けた柄杓を渡すとよいとされる。この伝承は、海難者の霊への恐れと、航海の危険を表している。

関連する存在

海坊主、溺死者、海の怪異

主な登場資料

日本民間伝承、海の怪談、各地の船幽霊伝承

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22