鎌鼬

かまいたち

種族
英語表記

Kamaitachi

伝承元

日本民間伝承

地域・文化圏

日本文化圏、風の民間伝承

概要

鎌鼬は、つむじ風とともに現れ、人の皮膚を切るとされる妖怪である。目に見えない風の怪異として語られ、突然できる切り傷の原因とされた。自然現象と妖怪が結びついた存在である。

姿・特徴

鎌鼬は、鎌のような爪を持つ鼬の姿で描かれることが多い。伝承によっては、三体一組で人を転ばせ、切り、薬を塗るともされる。

出現場所

鎌鼬は、野道、山道、風の強い場所、雪国の道などに現れるとされる。つむじ風や突風が起こる場面と結びつく。

性質・行動

鎌鼬は、風のように素早く現れ、人に切り傷をつける。姿を見せず、気づいたときには傷だけが残る妖怪として語られる。

人間との関わり

鎌鼬は、突然の怪我を妖怪の仕業として説明する存在である。自然の中で起こる不可解な傷や事故への不安を表している。

主な伝承・エピソード

鎌鼬は、つむじ風に巻かれた後、知らないうちに皮膚が切れている怪異として語られる。三体の鎌鼬が人を倒し、傷をつけ、薬を塗るという話もある。風の不思議な力を、妖怪の行動として描いた伝承である。

関連する存在

風の怪異、鼬の妖怪、自然現象の妖怪

主な登場資料

日本民間伝承、各地の鎌鼬伝承、江戸期の妖怪画資料

登録日2026.05.22
更新日2026.05.22