鬼
おに
種族
英語表記
Oni
伝承元
日本民間伝承
地域・文化圏
日本文化圏、仏教説話、民間説話
概要
鬼は、日本の民間伝承や説話に登場する怪物的な存在である。角や牙を持ち、人を襲う恐ろしい妖怪として語られる一方、地獄の獄卒や山に棲む異形の者としても描かれる。妖怪の中でも、力と恐怖を象徴する代表的な存在である。
姿・特徴
鬼は、角、牙、鋭い爪を持つ大柄な姿で描かれることが多い。虎の皮の腰巻きや金棒を持つ姿も広く知られ、荒々しい力を表す外見を持つ。
出現場所
鬼は、山、地獄、荒れた土地、人里離れた場所などに現れるとされる。説話では、都や村に現れて人々を苦しめることもある。
性質・行動
鬼は、人を襲い、さらい、食らう恐ろしい存在として語られる。欲望、怒り、暴力、災いを形にした存在として扱われることも多い。
人間との関わり
鬼は、人間に害をなす妖怪として恐れられる一方、節分のような行事では追い払う対象として登場する。人間の社会に入り込む悪や災厄を、外へ追い出す象徴にもなっている。
主な伝承・エピソード
鬼は、説話や昔話の中で英雄や僧侶に退治される存在として多く登場する。人をさらう鬼、地獄で罪人を責める鬼、山奥に棲む鬼など、語られ方は幅広い。恐ろしい怪物でありながら、人間の悪心や災厄を映す存在でもある。
関連する存在
酒呑童子、茨木童子、桃太郎
主な登場資料
日本民間伝承、今昔物語集、御伽草子、昔話
