勢至菩薩
せいしぼさつ
仏教
英語表記
Mahasthamaprapta
別名・異表記
大勢至菩薩
伝承元
仏教(大乗仏教)
地域・文化圏
東アジア仏教文化圏
概要
勢至菩薩は、大乗仏教で阿弥陀仏の右側に仕えるとされる菩薩である。智慧の光で人々を照らし、迷いから救うとされる。観音菩薩とともに、阿弥陀三尊を形づくる。
尊格・位置付け
勢至菩薩は、観音菩薩が慈悲を表すのに対し、智慧を表す菩薩とされる。単独で祀られることは比較的少ない。
誓願・功徳
勢至菩薩は、智慧の光ですべてを照らし、人々が苦しみの世界に落ちないよう導くとされる。その足が踏みしめると大地が揺れるほどの力を持つとも説かれる。
姿・持物
勢至菩薩は、宝冠に水瓶をいただく姿で表される。来迎図では、両手を合わせた合掌の姿で描かれることが多い。
主な伝承・エピソード
『観無量寿経』では、阿弥陀仏とともに極楽浄土から人々を迎えに来る菩薩として説かれる。浄土宗の開祖法然は、幼名を勢至丸といい、勢至菩薩の化身とも考えられた。
関連する存在
信仰・祭祀
勢至菩薩は、十三仏の一尊として一周忌の法要を守る仏とされる。午年生まれの人の守り本尊ともされる。
主な登場資料
観無量寿経、首楞厳経
