シャマシュ
しゃましゅ
種族
英語表記
Shamash
別名・異表記
ウトゥ
伝承元
メソポタミア神話
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏
概要
シャマシュは、メソポタミア神話の太陽神である。天を巡ってすべてを見通す神であり、正義と裁きを司るとされた。シュメールではウトゥと呼ばれる。
司るもの・権能
シャマシュは、太陽、光、正義、法、裁きを司る。闇に隠れた悪を照らし出し、人々の誓いや契約を見守る神である。
神格・立場
シャマシュは、月神ナンナ(シン)の子であり、女神イナンナ(イシュタル)の兄弟とされる。主要な神々の一柱として各地で重んじられた。
姿・象徴
シャマシュは、肩から光の筋を放つ男性神として表される。のこぎり状の刃を持つ姿や、四方に光を放つ太陽円盤が象徴とされる。
主な神話・エピソード
シャマシュは、英雄ギルガメシュの守護神として、森の怪物フンババとの戦いを助けた。また『ハンムラビ法典』の碑には、王ハンムラビが法をシャマシュから授かる場面が刻まれている。
関連する存在
✦ギルガメシュ、✦エンキドゥ、✦フンババ、✦イナンナ、✦ナンナ
信仰・祭祀
シャマシュは、シッパルとラルサの神殿で特に篤く祀られた。法と裁きの神として、王権の正当性を支える存在でもあった。
主な登場資料
ギルガメシュ叙事詩、ハンムラビ法典、メソポタミア神話資料
