アピス
あぴす
種族
英語表記
Apis
別名・異表記
ハピ
伝承元
エジプト神話
地域・文化圏
古代エジプト文化圏
概要
アピスは、エジプトのメンフィスで崇められた聖なる雄牛である。創造神プタハの化身、またはその使いとされた。実際の雄牛が神として選ばれ、手厚く祀られた。
司るもの・権能
アピスは、豊穣、力、王権を司る。
神格・立場
アピスは、プタハと結びつく神聖な動物であり、死後はオシリスと一体になると考えられた。
姿・象徴
アピスは、黒い体に白い斑点を持つ雄牛として表される。角の間に太陽円盤をいただく。
主な神話・エピソード
アピスに選ばれる雄牛は、額の白い三角形など、決まった模様を持つものとされた。アピスが死ぬと国中が喪に服し、新しいアピスを探す旅が行われた。
関連する存在
信仰・祭祀
死んだアピスは、ミイラにされてサッカラの地下墓所セラペウムに葬られた。ギリシャ人の時代には、オシリスと合わさったセラピス神の信仰が生まれた。
主な登場資料
ヘロドトス『歴史』、エジプト神殿碑文
