エシュ
えしゅ
種族
英語表記
Eshu
別名・異表記
エレグア、エレグバ
伝承元
ヨルバ神話
地域・文化圏
西アフリカ文化圏、ヨルバ文化圏
概要
エシュは、ヨルバの信仰で、神々と人間の間の言葉や供物を運ぶ使者のオリシャである。道や十字路、入口を守り、機会と変化をもたらすとされる。
司るもの・権能
エシュは、十字路、出入口、伝達、偶然、運命の分かれ道を司る。
神格・立場
エシュは、オリシャの中で、祈りや供物をオロルンへ届ける役目を持つ。儀礼では最初に祀られることが多い。
姿・象徴
エシュは、二色に分かれた帽子をかぶった姿や、杖を持つ姿で表される。赤と黒が象徴の色とされる。
主な神話・エピソード
伝承では、エシュが片側が赤、もう片側が黒の帽子をかぶって道を通り、両側にいた友人同士に帽子の色をめぐって言い争わせた話が知られる。物事には見る方向によって違う面があることを教える話とされる。
関連する存在
信仰・祭祀
エシュは、ナイジェリアのヨルバの人々や、キューバやブラジルのアフリカ系宗教で今も信仰されている。かつて西洋の宣教師に悪魔と誤解されたこともあったが、信仰の中では道を開く大切なオリシャである。
主な登場資料
ヨルバ神話、イファの伝承
