ダーキニー

だーきにー

種族
英語表記

Dakini

別名・異表記

荼枳尼天、ダキニ天

伝承元

ヒンドゥー教、仏教

地域・文化圏

インド文化圏、チベット仏教文化圏、日本文化圏

概要

ダーキニーは、インドに起源を持つ女性の霊的存在である。ヒンドゥー教では女神カーリーの従者とされ、チベット仏教では修行者を導く智慧の女性尊格とされる。日本では荼枳尼天として、白い狐に乗る姿で信仰された。

司るもの・権能

ダーキニーは、チベット仏教では悟りへの智慧と導きを、日本では財運や願いの成就を司るとされる。

神格・立場

ダーキニーは、地域や宗教によってまったく異なる性格を持つ。チベット仏教では「空を行く女性」を意味するカンドロマと呼ばれる。

姿・象徴

チベット仏教のダーキニーは、髑髏杯と刃物を持ち、踊る姿で表される。日本の荼枳尼天は、白狐に乗った天女の姿で描かれる。

主な神話・エピソード

日本では、荼枳尼天は稲荷神と習合し、豊川稲荷などで祀られるようになった。チベット仏教では、修行者の前に現れて教えを授ける存在として語られる。

関連する存在

✦カパーラ、✦ダマル、✦イナリ、✦白狐

信仰・祭祀

荼枳尼天は、愛知県の豊川稲荷(妙厳寺)などで祀られている。

主な登場資料

タントラ文献、チベット仏教の伝承、日本の稲荷信仰

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07