聖女マルタ
せいじょまるた
人物
英語表記
Saint Martha
別名・異表記
マルタ、ベタニアのマルタ
伝承元
キリスト教
地域・文化圏
古代パレスチナ、キリスト教文化圏、南フランス
概要
聖女マルタは、新約聖書に登場するイエスの友人であり、ベタニアに住んでいた女性である。妹マリア、弟ラザロとともにイエスを迎えたと記される。南フランスの伝説では、竜タラスクを鎮めた聖女として知られる。
立場・称号
聖女マルタは、カトリック教会や正教会で聖人として記念される。家事を担う人々や料理人の守護聖人とされる。
人物像・象徴
聖女マルタは、働き者で、客をもてなす心の厚い女性として語られる。聖水を振りかける刷毛や、鎖につながれた竜とともに描かれる。
生涯・事跡
福音書では、マルタがイエスをもてなすために忙しく働き、話に聞き入る妹マリアのことをイエスに訴えた場面が記されている。弟ラザロが亡くなったときには、イエスへの信仰を言い表したとされる。
主な伝承・エピソード
中世の伝説では、マルタは南フランスに渡り、ローヌ川のほとりで人々を苦しめていた竜タラスクを、祈りと聖水で鎮めたとされる。おとなしくなった竜は、彼女の帯につながれて町へ連れて行かれたと語られる。
関連する存在
崇敬・解釈
聖女マルタの伝説は、南フランスのタラスコンの町と深く結びついている。町では、タラスクとマルタにまつわる祭りが今も行われている。
主な登場資料
ルカによる福音書、ヨハネによる福音書、黄金伝説
