一反木綿
いったんもめん
種族
英語表記
Ittan-momen
伝承元
日本民間伝承
地域・文化圏
日本文化圏、鹿児島県周辺の民間伝承
概要
一反木綿は、白い布のような姿で空を飛ぶ妖怪である。細長い木綿の布が夜空を舞い、人に巻きつく怪異として語られる。身近な布が妖怪化したような、不思議で不気味な存在である。
姿・特徴
一反木綿は、一反ほどの長さの白い布として描かれる。布のように薄く、風に乗るように空を飛ぶ姿が特徴である。
出現場所
一反木綿は、夜道、空中、田畑や人里近くに現れるとされる。特に暗い夜に、白い布が突然飛んでくる怪異として語られる。
性質・行動
一反木綿は、空を飛びながら人に近づき、顔や首に巻きつくとされる。静かに漂うように現れるが、人に絡みつく危険な面を持つ。
人間との関わり
一反木綿は、人を驚かせるだけでなく、巻きついて動きを封じる妖怪として恐れられる。日常の道具である布が、夜になると恐ろしいものに変わる不安を表している。
主な伝承・エピソード
一反木綿は、夜道を歩く人の前に白い布の姿で現れる妖怪として伝わる。空から飛んできて人に巻きつき、驚かせたり苦しめたりする。身近な物が突然怪異になる、付喪神に近い感覚を持つ妖怪である。
関連する存在
付喪神、唐傘お化け、夜道の妖怪
主な登場資料
日本民間伝承、鹿児島県周辺の妖怪伝承、現代妖怪資料
