ぬりかべ
ぬりかべ
種族
英語表記
Nurikabe
別名・異表記
塗壁
伝承元
日本民間伝承
地域・文化圏
日本文化圏、九州地方の民間伝承
概要
ぬりかべは、夜道を歩く人の前に見えない壁のように立ちはだかる妖怪である。姿をはっきり見せるよりも、進めなくなるという現象として語られることが多い。道中の不安や、見えない障害を妖怪化した存在である。
姿・特徴
ぬりかべは、壁のような姿で描かれることがある。伝承上は目に見える姿よりも、突然道がふさがれたように感じる怪異として語られる。
出現場所
ぬりかべは、夜道、山道、人気の少ない道に現れるとされる。暗い道を一人で歩く場面と結びつきやすい妖怪である。
性質・行動
ぬりかべは、人の行く手をふさぎ、先へ進めなくする。まっすぐ進もうとしても道が開けず、回り込もうとしても抜けられないように感じさせる。
人間との関わり
ぬりかべは、人を直接襲う妖怪ではないが、道を迷わせたり不安を与えたりする。夜道で進めなくなる体験を、妖怪の仕業として語ったものと考えられる。
主な伝承・エピソード
ぬりかべは、夜道を歩いていると突然前に壁が現れたように進めなくなる妖怪として語られる。棒で下の方を払うと通れるようになるという話もある。姿よりも、行く手をふさぐ不可解な現象そのものが中心になっている。
関連する存在
すねこすり、見越し入道、夜道の怪異
主な登場資料
日本民間伝承、九州地方の妖怪伝承、現代妖怪資料
