キングー
きんぐー
種族
英語表記
Kingu
別名・異表記
キング
伝承元
メソポタミア神話
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏
概要
キングーは、バビロニアの創世神話『エヌマ・エリシュ』に登場する神である。原初の女神ティアマトの夫となり、その軍勢を率いて若い神々と戦った。敗れた後、その血から人間が造られたと語られる。
司るもの・権能
キングーは、ティアマトから天命の粘土板を授けられ、神々の運命を定める力を持った。
神格・立場
キングーは、ティアマトの子であり、のちにその夫となった神である。ティアマトの軍勢の総大将とされる。
姿・象徴
キングーの姿について、詳しい記述は伝わっていない。胸に掛けた天命の粘土板が、その権威の象徴である。
主な神話・エピソード
ティアマトは、キングーを軍勢の長とし、天命の粘土板を与えた。しかし若い神々の王マルドゥクに敗れ、粘土板を奪われた。マルドゥクは、キングーの血から人間を造り、神々の労働を担わせたと語られる。
関連する存在
信仰・祭祀
キングーは、祀られる神というより、創世神話の敗者として語られる存在である。
主な登場資料
エヌマ・エリシュ
