キングー

きんぐー

種族
英語表記

Kingu

別名・異表記

キング

伝承元

メソポタミア神話

地域・文化圏

古代メソポタミア文化圏

概要

キングーは、バビロニアの創世神話『エヌマ・エリシュ』に登場する神である。原初の女神ティアマトの夫となり、その軍勢を率いて若い神々と戦った。敗れた後、その血から人間が造られたと語られる。

司るもの・権能

キングーは、ティアマトから天命の粘土板を授けられ、神々の運命を定める力を持った。

神格・立場

キングーは、ティアマトの子であり、のちにその夫となった神である。ティアマトの軍勢の総大将とされる。

姿・象徴

キングーの姿について、詳しい記述は伝わっていない。胸に掛けた天命の粘土板が、その権威の象徴である。

主な神話・エピソード

ティアマトは、キングーを軍勢の長とし、天命の粘土板を与えた。しかし若い神々の王マルドゥクに敗れ、粘土板を奪われた。マルドゥクは、キングーの血から人間を造り、神々の労働を担わせたと語られる。

関連する存在

✦ティアマト、✦マルドゥク、✦アプスー、✦天命の粘土板

信仰・祭祀

キングーは、祀られる神というより、創世神話の敗者として語られる存在である。

主な登場資料

エヌマ・エリシュ

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07