コヨルシャウキ
こよるしゃうき
種族
英語表記
Coyolxauhqui
伝承元
アステカ神話
地域・文化圏
メソアメリカ文化圏
概要
コヨルシャウキは、アステカ神話に登場する月の女神とされる存在である。大地の女神コアトリクエの娘であり、弟の戦いの神ウィツィロポチトリに討たれたと語られる。
司るもの・権能
コヨルシャウキは、月、または夜空の力と結びつけられる。名は「鈴で飾られた顔」を意味する。
神格・立場
コヨルシャウキは、四百人の兄弟たち(南の星々)を率いた姉とされる。
姿・象徴
コヨルシャウキは、頬に鈴の飾りをつけた女神として表される。テンプロ・マヨールで見つかった石の円盤には、ばらばらにされた姿が刻まれている。
主な神話・エピソード
母コアトリクエが羽毛の玉によって身ごもると、コヨルシャウキはそれを恥として兄弟たちとともに母を殺そうとした。そのとき、完全武装したウィツィロポチトリが生まれ、火の蛇シウコアトルでコヨルシャウキを討った。この神話は、太陽が月と星々を追い払う夜明けを表すと解釈されている。
関連する存在
信仰・祭祀
コヨルシャウキの石像は、1978年にメキシコシティで発見され、テンプロ・マヨール遺跡の発掘のきっかけとなった。
主な登場資料
フィレンツェ絵文書、アステカ神話資料
