蜘蛛の女

くものおんな

種族
英語表記

Spider Woman, Spider Grandmother

別名・異表記

蜘蛛の祖母、アシビカーシ

伝承元

北米先住民の伝承

地域・文化圏

北アメリカ文化圏

概要

蜘蛛の女は、北アメリカの先住民の伝承に登場する、蜘蛛の姿と結びつく知恵ある存在である。ホピやナバホの人々の伝承では世界や人間の創造に関わり、オジブウェの人々の伝承ではアシビカーシとして子どもを守るとされる。

司るもの・権能

蜘蛛の女は、創造、知恵、機織り、子どもの守護と結びつけられる。

神格・立場

蜘蛛の女の役割は、部族ごとに異なる。それぞれの共同体の中で大切に語り継がれてきた存在である。

姿・象徴

蜘蛛の女は、蜘蛛の姿、または年老いた女性の姿で語られる。蜘蛛の巣が象徴とされる。

主な神話・エピソード

オジブウェの伝承では、アシビカーシが子どもたちを守っていたが、人々が広く散らばると、すべての子のもとへ行けなくなった。そこで母や祖母たちが、蜘蛛の巣をまねた輪を作り、子どもの寝床に掛けるようになった。これがドリームキャッチャーの由来とされる。

関連する存在

✦ドリームキャッチャー

信仰・祭祀

蜘蛛の女の伝承は、現在も各部族の文化として受け継がれている。ドリームキャッチャーは土産物として広まったが、もとは子どもを守る大切な習わしである。

主な登場資料

北米先住民の口承伝承

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07