リアンノン
りあんのん
種族
英語表記
Rhiannon
別名・異表記
リアノン
伝承元
ウェールズ伝承
地域・文化圏
ウェールズ文化圏
概要
リアンノンは、ウェールズの伝承『マビノギオン』に登場する異界の女性である。白馬に乗って現れ、ダヴェドの領主プイスの妻となった。ケルトの馬の女神と結びつけて考えられている。
司るもの・権能
リアンノンは、馬、王権、異界と結びつけられる。その鳥の歌は、死者を目覚めさせ、生者を眠らせるとされる。
神格・立場
リアンノンは、異界の王ヘヴェイズの娘とされる。ガリアの馬の女神エポナと同じ系統の存在とも言われる。
姿・象徴
リアンノンは、黄金の衣をまとい、白馬に乗った女性として語られる。三羽の鳥が象徴とされる。
主な神話・エピソード
プイスの家来がどれほど馬を走らせても、ゆっくり進むリアンノンに追いつけなかった。プイスが呼び止めると、リアンノンは馬を止め、自ら彼を夫に選んだと告げた。のちに息子プリデリが行方不明になると、我が子を殺したと濡れ衣を着せられ、客を背に乗せて運ぶ罰を受けたが、息子が戻って潔白が証明された。
関連する存在
✦プイス、✦プリデリ、✦アラウン、✦リアノンの白馬、✦エポナ
信仰・祭祀
リアンノンは、伝承の登場人物として語られるが、その背後には古い女神の信仰があったと考えられている。
主な登場資料
マビノギオン(ダヴェドの領主プイス、スィールの娘ブランウェン)
