リアンノン

りあんのん

種族
英語表記

Rhiannon

別名・異表記

リアノン

伝承元

ウェールズ伝承

地域・文化圏

ウェールズ文化圏

概要

リアンノンは、ウェールズの伝承『マビノギオン』に登場する異界の女性である。白馬に乗って現れ、ダヴェドの領主プイスの妻となった。ケルトの馬の女神と結びつけて考えられている。

司るもの・権能

リアンノンは、馬、王権、異界と結びつけられる。その鳥の歌は、死者を目覚めさせ、生者を眠らせるとされる。

神格・立場

リアンノンは、異界の王ヘヴェイズの娘とされる。ガリアの馬の女神エポナと同じ系統の存在とも言われる。

姿・象徴

リアンノンは、黄金の衣をまとい、白馬に乗った女性として語られる。三羽の鳥が象徴とされる。

主な神話・エピソード

プイスの家来がどれほど馬を走らせても、ゆっくり進むリアンノンに追いつけなかった。プイスが呼び止めると、リアンノンは馬を止め、自ら彼を夫に選んだと告げた。のちに息子プリデリが行方不明になると、我が子を殺したと濡れ衣を着せられ、客を背に乗せて運ぶ罰を受けたが、息子が戻って潔白が証明された。

関連する存在

✦プイス、✦プリデリ、✦アラウン、✦リアノンの白馬、✦エポナ

信仰・祭祀

リアンノンは、伝承の登場人物として語られるが、その背後には古い女神の信仰があったと考えられている。

主な登場資料

マビノギオン(ダヴェドの領主プイス、スィールの娘ブランウェン)

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07