アラウン
あらうん
種族
英語表記
Arawn
伝承元
ケルト神話
地域・文化圏
ウェールズ文化圏
概要
アラウンは、ウェールズの伝承に登場する異界アンヌンの王である。『マビノギオン』で、ダヴェドの領主プイスと一年のあいだ姿を取り替えたことで知られる。
司るもの・権能
アラウンは、死者の国、または異界の支配者とされる。白い体に赤い耳を持つ猟犬の群れを従えている。
神格・立場
アラウンは、異界アンヌンの王として、人間の世界と関わりを持つ存在である。
姿・象徴
アラウンは、灰色の衣をまとった騎手として現れる。異界の猟犬が、その象徴である。
主な神話・エピソード
プイスは、狩りの最中にアラウンの猟犬が仕留めた鹿を横取りしてしまった。償いとして、プイスは一年のあいだアラウンの姿でアンヌンを治め、アラウンの宿敵ハヴガンを一撃で倒した。この出来事から、プイスは「アンヌンの頭」と呼ばれるようになった。
関連する存在
信仰・祭祀
アラウンは、ウェールズの伝承の中で、異界の王として語られる存在である。ワイルドハント(死者の狩り)の伝承と結びつけられることもある。
主な登場資料
マビノギオン(ダヴェドの領主プイス)
