プロメテウス

ぷろめてうす

種族
英語表記

Prometheus

伝承元

ギリシャ神話

地域・文化圏

古代ギリシャ文化圏

概要

プロメテウスは、ギリシャ神話に登場するティタン神族の一柱である。名は「先に考える者」を意味する。神々から火を盗んで人間に与え、そのためにゼウスから厳しい罰を受けた。

司るもの・権能

プロメテウスは、知恵、先見、技術を司る。人間を土から作ったとする伝承もある。

神格・立場

プロメテウスは、イアペトスの子であり、アトラスやエピメテウスの兄弟である。ティタン神族でありながら、ゼウスとの戦いでは中立を保ったとも語られる。

姿・象徴

プロメテウスは、火を持つ姿や、岩に縛られて鷲に肝臓をついばまれる姿で描かれる。

主な神話・エピソード

プロメテウスは、ゼウスが人間から取り上げた火を、ウイキョウの茎に隠して盗み出し、人間に与えた。怒ったゼウスは、彼をコーカサスの岩山に縛りつけ、毎日鷲に肝臓をついばませた。肝臓は夜ごと元に戻るため、苦しみは終わらなかったが、のちにヘラクレスによって解放された。

関連する存在

✦ゼウス、✦エピメテウス、✦パンドラ、✦アトラス、✦ヘラクレス、✦ケイロン

信仰・祭祀

プロメテウスは、アテナイで陶工や職人たちに祀られ、松明競走の祭りが行われた。人間のために神に逆らった存在として、後世の文学や芸術でも好んで取り上げられた。

主な登場資料

神統記、仕事と日、縛られたプロメテウス

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07