アトラス

あとらす

種族
英語表記

Atlas

伝承元

ギリシャ神話

地域・文化圏

古代ギリシャ文化圏

概要

アトラスは、ギリシャ神話に登場するティタン神族の一柱である。ゼウスたちとの戦いに敗れた罰として、世界の西の果てで天空を背負い続けているとされる。

司るもの・権能

アトラスは、天空を支える力を持つ。天文や知恵とも結びつけられた。

神格・立場

アトラスは、イアペトスの子であり、プロメテウスやエピメテウスの兄弟とされる。ヘスペリデスやプレイアデスの父とも語られる。

姿・象徴

アトラスは、天球を肩に担ぐ屈強な男性の姿で表される。地図帳を「アトラス」と呼ぶのは、16世紀の地図帳の表紙に彼の姿が描かれたことによる。

主な神話・エピソード

ヘラクレスは、ヘスペリデスの黄金の林檎を手に入れるため、一時アトラスの代わりに天を背負った。林檎を持ち帰ったアトラスは、そのまま役目を押しつけようとしたが、ヘラクレスの機転で再び天を担がされたと語られる。また、ペルセウスがメドゥーサの首を見せたため、石となって山(アトラス山脈)になったという伝承もある。

関連する存在

✦ヘラクレス、✦ヘスペリデス、✦プロメテウス、✦ティタン神族、✦アトランティス

信仰・祭祀

アトラスは、祀られる神というより、世界の構造を説明する神話の存在である。西の果てを象徴する名として、大西洋(アトランティック)にもその名が残る。

主な登場資料

神統記、ビブリオテーケー、変身物語

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07