ハヌマーン

はぬまーん

種族
英語表記

Hanuman

別名・異表記

ハヌマット

伝承元

ヒンドゥー教

地域・文化圏

インド文化圏、東南アジア文化圏

概要

ハヌマーンは、叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する猿の姿の神である。風の神ヴァーユの子とされ、ラーマに忠実に仕えてシーターの救出に力を尽くした。献身と勇気の象徴として広く信仰されている。

司るもの・権能

ハヌマーンは、力、勇気、忠誠、献身を司る。体の大きさを自在に変え、空を飛ぶ力を持つとされる。

神格・立場

ハヌマーンは、ラーマに仕える猿の勇士であり、のちに神として崇められるようになった。シヴァの化身とする伝承もある。

姿・象徴

ハヌマーンは、猿の顔を持ち、棍棒を手にした姿で表される。胸を開いてラーマとシーターの姿を見せる図像も知られる。

主な神話・エピソード

ハヌマーンは、海をひと跳びで越えてランカーに渡り、捕らわれていたシーターを見つけ出した。また、傷ついたラクシュマナを救うため、薬草の生えた山をまるごと持ち帰ったと語られる。

関連する存在

✦ラーマ、✦シーター、✦ラクシュマナ、✦ラーヴァナ、✦ランカー

信仰・祭祀

ハヌマーンは、インド各地で厄除けや力の神として信仰され、多くの寺院に祀られている。その姿は、中国の孫悟空の源流の一つとも言われる。

主な登場資料

ラーマーヤナ、ハヌマーン・チャーリーサー

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07