ラーヴァナ
らーゔぁな
種族
英語表記
Ravana
別名・異表記
ダシャーナナ、ランケーシュヴァラ
伝承元
インド神話
地域・文化圏
インド文化圏、スリランカ
概要
ラーヴァナは、叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するラークシャサ(羅刹)の王である。ランカー島を治め、ラーマの妃シーターをさらったことで、ラーマとの大戦争を引き起こした。強大な力と学識を併せ持つ存在として語られる。
姿・特徴
ラーヴァナは、十の頭と二十本の腕を持つ姿で描かれる。王としての威厳ある装いで表されることが多い。
性質・行動
ラーヴァナは、厳しい苦行によってブラフマーから神々や魔物に殺されない力を授かった。誇り高く、知識と音楽にも優れるが、欲望と傲慢さが破滅を招いた。
危険性・害
ラーヴァナは、神々をも打ち負かして三界を脅かしたとされる。その力に対抗するため、ヴィシュヌはラーマとして人間に生まれたと語られる。
主な伝承・エピソード
ラーヴァナは、金の鹿で注意をそらしてシーターをさらい、ランカーへ連れ去った。ラーマは、ハヌマーンや猿の軍勢とともに海に橋を架けてランカーに渡り、激しい戦いの末にラーヴァナを討ち取った。インドの祭りダシャラーでは、ラーヴァナの巨大な像を燃やして悪に対する善の勝利を祝う。
関連する存在
✦ラーマ、✦シーター、✦ハヌマーン、✦ラクシュマナ、✦ラクシャーサ、✦ランカー
主な登場資料
ラーマーヤナ、プラーナ文献
