ティシュトリヤ
てぃしゅとりや
種族
英語表記
Tishtrya
別名・異表記
ティール
伝承元
ゾロアスター教
地域・文化圏
古代ペルシア文化圏
概要
ティシュトリヤは、ゾロアスター教で崇められる雨と星の神(ヤザタ)である。夜空で最も明るい星シリウスと結びつけられる。日照りの魔物アパオシャと戦い、大地に雨をもたらすとされる。
司るもの・権能
ティシュトリヤは、雨、水、豊穣を司る。乾きをもたらす力に打ち勝ち、命の水を地上に届ける。
神格・立場
ティシュトリヤは、ゾロアスター教で崇拝に値する存在ヤザタの一柱である。
姿・象徴
ティシュトリヤは、十日ごとに若者、雄牛、白い馬の姿に変わるとされる。
主な神話・エピソード
ティシュトリヤは、白い馬の姿で海に入り、黒い馬の姿をした魔物アパオシャと戦った。一度は敗れたが、人々の祈りと供物によって力を得て、ついに勝利し、雨雲を世界に送り出したと語られる。
関連する存在
信仰・祭祀
ティシュトリヤは、アヴェスターの讃歌ティル・ヤシュトで讃えられている。イランの夏の水祭りティルガーンは、この神と結びつけられる。
主な登場資料
アヴェスター(ティル・ヤシュト)、ブンダヒシュン
