ウェヌス
うぇぬす
種族
英語表記
Venus
別名・異表記
ヴィーナス
伝承元
ローマ神話
地域・文化圏
古代ローマ文化圏
概要
ウェヌスは、ローマ神話の愛と美の女神である。ギリシャ神話のアフロディーテと同一視される。英雄アイネイアスの母とされ、ローマ人の祖先を守る女神として重んじられた。
司るもの・権能
ウェヌスは、愛、美、豊穣、繁栄を司る。勝利をもたらす女神としても崇められた。
神格・立場
ウェヌスは、もとは庭園や豊穣の女神であったが、アフロディーテと結びつけられて主要な女神となった。
姿・象徴
ウェヌスは、美しい女性の姿で表される。鳩、薔薇、帆立貝、天使のような子どもクピド(エロス)が象徴とされる。
主な神話・エピソード
ウェヌスは、トロイアの英雄アンキセスとの間にアイネイアスを産んだ。アイネイアスがトロイアを逃れてイタリアへ向かう旅を守り、その子孫がローマを築いたと語られる。
関連する存在
✦アフロディーテ、✦アイネイアス、✦アンキセス、✦マールス、✦エロス、✦アイネイアスの盾
信仰・祭祀
ウェヌスは、ユリウス・カエサルの一族の祖とされ、ローマで篤く祀られた。金星の英語名ヴィーナスは、この女神に由来する。
主な登場資料
アエネーイス、変身物語、ローマ神話伝承
