バロール

ばろーる

種族
英語表記

Balor

別名・異表記

邪眼のバロール

伝承元

ケルト神話

地域・文化圏

アイルランド文化圏

概要

バロールは、アイルランド神話に登場するフォモール族の王である。見ただけで相手を滅ぼす魔眼を持つ巨人として知られる。孫にあたる光の神ルーに討たれた。

姿・特徴

バロールは、一つの巨大な目を持つ巨人として語られる。その目はふだん閉じられており、数人がかりでまぶたを持ち上げて開いたとされる。

性質・行動

バロールは、魔眼の力でトゥアハ・デ・ダナーンの軍勢を苦しめた。孫に殺されるという予言を恐れ、娘エスリンを塔に閉じ込めた。

危険性・害

バロールの魔眼は、ひと睨みで軍勢を滅ぼすほどの力を持つ。戦場に現れると、それだけで大きな脅威となった。

主な伝承・エピソード

予言に反して、エスリンとキアンの間に生まれたルーは、マグ・トゥレドの戦いでバロールと対峙した。バロールの目が開かれた瞬間、ルーは投石でその目を撃ち抜いた。目は頭の後ろへ飛び出し、背後のフォモール族の軍勢を滅ぼしたと語られる。

関連する存在

✦ルー、✦フォモール、✦トゥアハ・デ・ダナーン、✦ルーの槍

主な登場資料

マグ・トゥレドの戦い、アイルランド来寇の書

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07