バロール
ばろーる
種族
英語表記
Balor
別名・異表記
邪眼のバロール
伝承元
ケルト神話
地域・文化圏
アイルランド文化圏
概要
バロールは、アイルランド神話に登場するフォモール族の王である。見ただけで相手を滅ぼす魔眼を持つ巨人として知られる。孫にあたる光の神ルーに討たれた。
姿・特徴
バロールは、一つの巨大な目を持つ巨人として語られる。その目はふだん閉じられており、数人がかりでまぶたを持ち上げて開いたとされる。
性質・行動
バロールは、魔眼の力でトゥアハ・デ・ダナーンの軍勢を苦しめた。孫に殺されるという予言を恐れ、娘エスリンを塔に閉じ込めた。
危険性・害
バロールの魔眼は、ひと睨みで軍勢を滅ぼすほどの力を持つ。戦場に現れると、それだけで大きな脅威となった。
主な伝承・エピソード
予言に反して、エスリンとキアンの間に生まれたルーは、マグ・トゥレドの戦いでバロールと対峙した。バロールの目が開かれた瞬間、ルーは投石でその目を撃ち抜いた。目は頭の後ろへ飛び出し、背後のフォモール族の軍勢を滅ぼしたと語られる。
関連する存在
主な登場資料
マグ・トゥレドの戦い、アイルランド来寇の書
