アダム
あだむ
人物
英語表記
Adam
伝承元
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
地域・文化圏
ユダヤ教文化圏、キリスト教文化圏、イスラム教文化圏
概要
アダムは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖典で、神によって最初に造られた人間とされる人物である。妻エバとともにエデンの園で暮らしたが、禁じられた木の実を食べて園を去ったと語られる。
立場・称号
アダムは、人類の祖として語られる。イスラム教では、最初の預言者とされる。
人物像・象徴
アダムは、人間の始まりと、神との関係の始まりを象徴する存在である。名はヘブライ語で「人」を意味し、「土」を表す語と結びつけて理解される。
生涯・事跡
『創世記』では、神が土の塵からアダムを形づくり、命の息を吹き入れたとされる。アダムはエデンの園を耕し守る役目を与えられ、生き物たちに名をつけた。
主な伝承・エピソード
アダムとエバは、蛇にそそのかされて善悪の知識の木の実を食べ、エデンの園を追われた。クルアーンでは、神が天使たちにアダムにひれ伏すよう命じ、イブリースだけがこれを拒んだと語られる。外典や後の伝承には、アダムの最初の妻をリリスとする話もある。
関連する存在
崇敬・解釈
キリスト教では、アダムの行いが「原罪」の教えと結びつけて解釈されてきた。ユダヤ教やイスラム教では、それぞれ異なる理解があり、イスラム教ではアダムは悔い改めて赦された人物とされる。
主な登場資料
創世記、クルアーン、アダムとエバの生涯
