聖ブリギッド
せいぶりぎっど
人物
英語表記
Saint Brigid
別名・異表記
キルデアのブリギッド、聖ブリジット
伝承元
キリスト教、アイルランド伝承
地域・文化圏
アイルランド文化圏
概要
聖ブリギッドは、5〜6世紀のアイルランドの修道女であり、聖パトリックと並ぶアイルランドの守護聖人である。キルデアに修道院を建てたと伝えられる。ケルトの女神ブリギッドと同じ名を持ち、その信仰を受け継いだとも考えられている。
立場・称号
聖ブリギッドは、アイルランドの三大守護聖人の一人とされる。家畜や酪農、助産を守る聖人として敬われる。
人物像・象徴
聖ブリギッドは、慈悲深く、貧しい人々に惜しみなく施した女性として語られる。灯火、牛、イグサで編んだ十字が象徴とされる。
生涯・事跡
伝承によれば、聖ブリギッドはキルデアの樫の木のもとに修道院を建て、男女の修道者を導いた。キルデアでは、彼女を記念する聖なる火が長く守られていたとされる。
主な伝承・エピソード
聖ブリギッドは、死の床にある人にキリスト教の教えを語りながら、床のイグサで十字を編んだと伝えられる。この十字が「聖ブリギッドの十字」の始まりとされる。
関連する存在
崇敬・解釈
聖ブリギッドの祝日である2月1日は、ケルトの季節の祭りインボルクと同じ日にあたる。女神と聖人の信仰が重なり合った存在と考えられている。
主な登場資料
聖ブリギッド伝、アイルランド聖人伝
