むじな

むじな

種族
英語表記

Mujina

別名・異表記

狢、貉

伝承元

日本民間伝承

地域・文化圏

日本文化圏

概要

むじなは、人を化かすとされる獣の妖怪である。主にアナグマを指すが、地域によってはタヌキやハクビシンと混同されてきた。狐や狸と並び、化ける動物として語られる。

姿・特徴

むじなは、ずんぐりした獣の姿を持つが、人や物に化けて現れるとされる。顔のない人間に化ける話がよく知られている。

出現場所

むじなは、山里や峠道、夜の人けのない道に現れるとされる。

性質・行動

むじなは、人を驚かせたり、道に迷わせたりするいたずらを好む。狸と同じく、どこか間の抜けた面を持つ妖怪として語られることもある。

人間との関わり

むじなは、狸と区別されないことも多く、各地の民話で人を化かす獣として登場する。小泉八雲の『怪談』に収められた話によって、海外にも知られるようになった。

主な伝承・エピソード

小泉八雲の「むじな」では、夜の坂道で泣いている女に声をかけた男が、顔のない姿を見せられて逃げ出す。助けを求めた屋台の主人もまた、のっぺらぼうの顔を見せたという。

関連する存在

✦のっぺらぼう、✦化け狸、✦化け狐

主な登場資料

怪談(小泉八雲)、日本民間伝承

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07