のっぺらぼう
のっぺらぼう
種族
英語表記
Noppera-bo
伝承元
日本民間伝承
地域・文化圏
日本文化圏、怪談文化圏
概要
のっぺらぼうは、顔のない人間の姿をした妖怪である。最初は普通の人のように現れ、突然顔がないことを見せて相手を驚かせる。直接危害を加えるよりも、日常の人間像が崩れる恐怖を表す妖怪である。
姿・特徴
のっぺらぼうは、人間の姿をしているが、目、鼻、口がない滑らかな顔を持つ。顔がないという一点によって、強い不気味さを生む。
出現場所
のっぺらぼうは、夜道、坂道、町中、人家の近くなどに現れるとされる。人通りのある場所にも現れるため、身近な怪異として語られる。
性質・行動
のっぺらぼうは、人に近づき、顔のない姿を見せて驚かせる。何度も別の人物の姿で現れる話もあり、逃げ場のない恐怖を作る。
人間との関わり
のっぺらぼうは、人間に物理的な害を与えるより、強い恐怖を与える妖怪である。知っているはずの人間の顔が失われることで、安心できる日常を不気味なものに変える。
主な伝承・エピソード
のっぺらぼうの怪談では、夜道で出会った人物の顔が突然消える場面が語られる。驚いて逃げた先で別の人に話すと、その相手ものっぺらぼうだったという展開も有名である。繰り返し現れることで、恐怖が増していく妖怪である。
関連する存在
むじな、ろくろ首、怪談の妖怪
主な登場資料
日本民間伝承、怪談集、江戸期の怪異譚
