酒呑童子
しゅてんどうじ
種族
英語表記
Shuten-doji
別名・異表記
酒顛童子、酒天童子
伝承元
日本伝承
地域・文化圏
日本文化圏、京都・丹波地方の伝承
概要
酒呑童子は、大江山に住んでいたと伝わる鬼の頭領である。多くの鬼を従えて都を荒らし、人々をさらったと語られる。日本の鬼の中でも、最も名高い存在の一つである。
姿・特徴
酒呑童子は、昼は童子のような姿で、夜には巨大な鬼の正体を現すと語られる。名のとおり大酒飲みで、赤い顔をした姿で描かれることが多い。
出現場所
酒呑童子は、丹波の大江山を根城としたとされる。伊吹山の生まれとする伝承もある。
性質・行動
酒呑童子は、配下の鬼たちを率いて都に現れ、姫君や若者をさらったとされる。強大な力を持つ一方、酒宴を好み、豪快な性格で描かれる。
人間との関わり
酒呑童子の伝承は、都を脅かす異形の者を武士が討つ物語として語り継がれた。能や絵巻、浮世絵の題材として広く親しまれている。
主な伝承・エピソード
源頼光は、四天王とともに山伏に姿を変えて大江山に向かった。一行は、神から授かった酒「神便鬼毒酒」を酒呑童子に飲ませ、酔い伏したところを討ち取った。斬られた首は、なおも頼光に食らいついたと語られる。
関連する存在
✦鬼、✦茨木童子、✦ミナモトノヨリミツ、✦ワタナベノツナ、✦キンタロウ、✦源頼光四天王
主な登場資料
大江山絵詞、御伽草子、能「大江山」
