エア
えあ
種族
英語表記
Ea
別名・異表記
エンキ
伝承元
メソポタミア神話
地域・文化圏
古代メソポタミア文化圏
概要
エアは、メソポタミア神話の知恵と水の神である。シュメールではエンキと呼ばれる。地下の淡水アプスーに住み、魔術や技芸を人々にもたらした。人間に友好的な神として知られる。
司るもの・権能
エアは、知恵、魔術、淡水、工芸、創造を司る。
神格・立場
エアは、アヌ、エンリルと並ぶメソポタミアの最高位の神の一柱である。バビロンの主神マルドゥクの父とされる。
姿・象徴
エアは、肩から魚の泳ぐ水の流れがあふれ出る姿で表される。山羊魚が象徴とされる。
主な神話・エピソード
神々が大洪水で人間を滅ぼそうとしたとき、エアはひそかにウトナピシュティム(アトラ・ハシース)に船を造るよう知らせ、人間を救ったと語られる。『エヌマ・エリシュ』では、原初の神アプスーを呪文で眠らせて討ち取った。
関連する存在
✦アプスー、✦マルドゥク、✦ウトナピシュティム、✦アンズー、✦ディルムン、✦ネルガル
信仰・祭祀
エア(エンキ)は、エリドゥの神殿で古くから祀られた。
主な登場資料
エヌマ・エリシュ、ギルガメシュ叙事詩、アトラ・ハシース、エンキとニンフルサグ
