エア

えあ

種族
英語表記

Ea

別名・異表記

エンキ

伝承元

メソポタミア神話

地域・文化圏

古代メソポタミア文化圏

概要

エアは、メソポタミア神話の知恵と水の神である。シュメールではエンキと呼ばれる。地下の淡水アプスーに住み、魔術や技芸を人々にもたらした。人間に友好的な神として知られる。

司るもの・権能

エアは、知恵、魔術、淡水、工芸、創造を司る。

神格・立場

エアは、アヌ、エンリルと並ぶメソポタミアの最高位の神の一柱である。バビロンの主神マルドゥクの父とされる。

姿・象徴

エアは、肩から魚の泳ぐ水の流れがあふれ出る姿で表される。山羊魚が象徴とされる。

主な神話・エピソード

神々が大洪水で人間を滅ぼそうとしたとき、エアはひそかにウトナピシュティム(アトラ・ハシース)に船を造るよう知らせ、人間を救ったと語られる。『エヌマ・エリシュ』では、原初の神アプスーを呪文で眠らせて討ち取った。

関連する存在

✦アプスー、✦マルドゥク、✦ウトナピシュティム、✦アンズー、✦ディルムン、✦ネルガル

信仰・祭祀

エア(エンキ)は、エリドゥの神殿で古くから祀られた。

主な登場資料

エヌマ・エリシュ、ギルガメシュ叙事詩、アトラ・ハシース、エンキとニンフルサグ

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07