ケリドウェン
けりどうぇん
種族
英語表記
Ceridwen
伝承元
ウェールズ伝承
地域・文化圏
ウェールズ文化圏
概要
ケリドウェンは、ウェールズの伝承に登場する魔女であり、知恵と霊感の大釜の持ち主である。詩人タリエシンの誕生の物語で知られる。
司るもの・権能
ケリドウェンは、知恵、霊感、変身、再生を司る存在とされる。
神格・立場
ケリドウェンは、伝承では魔術に長けた女性として語られ、のちに女神として解釈されるようになった。
姿・象徴
ケリドウェンの象徴は、霊感の大釜である。
主な神話・エピソード
ケリドウェンは、息子モルヴランに知恵を授けるため、一年と一日かけて大釜で霊薬を煮た。しかし、かき混ぜ役の少年グウィオンが飛び散った三滴をなめて知恵を得てしまった。ケリドウェンは姿を変えて逃げるグウィオンを追い、雌鶏となって麦粒に化けた彼を呑み込んだ。やがて彼女から生まれた子が、詩人タリエシンになったと語られる。
関連する存在
信仰・祭祀
ケリドウェンの大釜は、ケルトの詩的霊感の象徴とされ、後世の神秘主義にも取り入れられた。
主な登場資料
タリエシン物語、タリエシンの書
