ラシュヌ

らしゅぬ

種族
英語表記

Rashnu

伝承元

ゾロアスター教

地域・文化圏

古代ペルシア文化圏

概要

ラシュヌは、ゾロアスター教で正義と裁きを司る神的存在(ヤザタ)である。死者の魂がチンワト橋を渡るとき、その行いを秤にかけて裁くとされる。

司るもの・権能

ラシュヌは、正義、公正、裁きを司る。偽りを見逃さず、真実を明らかにするとされる。

神格・立場

ラシュヌは、ミスラやスラオシャとともに、死者の裁きに立ち会うヤザタである。

姿・象徴

ラシュヌは、金の秤を持つ存在として語られる。

主な神話・エピソード

死者の魂は、死後三日目の夜明けにチンワト橋のたもとで裁きを受ける。ラシュヌは、善い行いと悪い行いを秤にかけ、正しい者は広くなった橋を渡って天国へ、悪しき者は細くなった橋から落ちるとされる。

関連する存在

✦チンワト橋、✦スラオシャ、✦ミスラ、✦アフラ・マズダー

信仰・祭祀

ラシュヌは、ゾロアスター教の暦で月の日の名にもなっている。

主な登場資料

アヴェスター(ラシュン・ヤシュト)、ゾロアスター教文献

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07