アブー・バクル

あぶーばくる

人物
英語表記

Abu Bakr

別名・異表記

アブー・バクル・アッ=スィッディーク

伝承元

イスラム教

地域・文化圏

アラビア半島、イスラム教文化圏

概要

アブー・バクルは、預言者ムハンマドの最も古い友人であり、初代の正統カリフである。早くからイスラム教を受け入れ、ムハンマドを支え続けた。娘アーイシャはムハンマドの妻となった。

立場・称号

アブー・バクルは、スンナ派で初代正統カリフとして敬われる。「誠実な者(アッ=スィッディーク)」の称号で呼ばれる。

人物像・象徴

アブー・バクルは、穏やかで誠実、そして揺るぎない信頼を持つ人物として語られる。

生涯・事跡

アブー・バクルは、メッカの商人であり、自らの財産を信徒たちの助けに使った。622年のメディナへの移住では、ムハンマドに同行した。ムハンマドの没後、632年にカリフとなり、分裂しかけた共同体をまとめた。

主な伝承・エピソード

メディナへの移住の際、アブー・バクルはムハンマドとともに洞窟に身を隠し、追っ手をやり過ごしたと伝えられる。この出来事はクルアーンにも触れられている。

関連する存在

✦ムハンマド、✦アリー、✦ズー・アル=フドゥール

崇敬・解釈

アブー・バクルは、スンナ派ではムハンマドの最良の友として深く敬われる。カリフの継承をめぐる理解は、スンナ派とシーア派で異なる。

主な登場資料

ハディース、預言者伝(スィーラ)、イスラム史書

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07