アリー

ありー

人物
英語表記

Ali ibn Abi Talib

別名・異表記

アリー・イブン・アビー・ターリブ

伝承元

イスラム教

地域・文化圏

アラビア半島、イスラム教文化圏

概要

アリーは、預言者ムハンマドのいとこであり、娘ファーティマの夫である。早くからイスラム教を受け入れた一人であり、第四代の正統カリフとなった。シーア派では、ムハンマドの正統な後継者である初代イマームとされる。

立場・称号

アリーは、スンナ派では正統カリフの一人として敬われる。シーア派では、信仰の指導者イマームの初代として特に重んじられる。

人物像・象徴

アリーは、勇敢さと知恵、公正さで知られる。名剣ズルフィカールを持つ勇士として語られることが多い。

生涯・事跡

アリーは、少年のころからムハンマドのもとで育ち、その教えを受け入れた。ムハンマドの没後、656年にカリフとなったが、内乱の時代に治世を送り、661年に暗殺された。

主な伝承・エピソード

アリーの言葉や説教は、のちに『雄弁の道』としてまとめられた。数々の戦いで勇敢に戦った逸話が伝えられている。

関連する存在

✦ムハンマド、✦ファーティマ、✦アブー・バクル、✦ズー・アル=フドゥール

崇敬・解釈

アリーをムハンマドの後継者とみるかどうかは、スンナ派とシーア派が分かれる大きな理由の一つとなった。イラクのナジャフにある廟は、多くの人々が訪れる巡礼地である。

主な登場資料

ハディース、雄弁の道、イスラム史書

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07