アリマタヤのヨセフ
ありまたやのよせふ
人物
英語表記
Joseph of Arimathea
別名・異表記
ジョセフ、アリマタヤのジョセフ
伝承元
キリスト教、アーサー王伝説
地域・文化圏
古代パレスチナ、キリスト教文化圏、ブリテン島文化圏
概要
アリマタヤのヨセフは、新約聖書に登場する議員であり、十字架にかけられたイエスの遺体を引き取って自分の墓に葬った人物である。中世の伝説では、聖杯をブリテン島へ運んだ人物とされた。
立場・称号
アリマタヤのヨセフは、ユダヤの最高法院の議員で、ひそかにイエスに従っていたとされる。カトリック教会や正教会では聖人として記念される。
人物像・象徴
アリマタヤのヨセフは、危険を恐れずにイエスの遺体を引き取った誠実な人物として語られる。聖杯伝説では、聖杯の最初の守り手とされる。
生涯・事跡
福音書では、ヨセフがピラトにイエスの遺体の引き取りを願い出て、亜麻布で包み、岩を掘った新しい墓に納めたと記されている。
主な伝承・エピソード
中世の聖杯物語では、ヨセフが最後の晩餐の杯で十字架のイエスの血を受け、その杯を守ったとされる。のちに聖杯を携えてブリテン島へ渡り、グラストンベリーに教会を建てたとも伝えられた。
関連する存在
崇敬・解釈
アリマタヤのヨセフの聖書での記述は短いが、中世の伝説によって大きく広がった。聖杯伝説の源流の一つとして、アーサー王物語と深く結びついている。
主な登場資料
マタイによる福音書、ヨハネによる福音書、ニコデモ福音書、聖杯の由来の物語
