マリア

まりあ

人物
英語表記

Mary

別名・異表記

聖母マリア、マルヤム

伝承元

キリスト教、イスラム教

地域・文化圏

古代パレスチナ、キリスト教文化圏、イスラム教文化圏

概要

マリアは、イエスの母である。キリスト教では聖母マリアとして深く敬われ、イスラム教でもマルヤムの名で、最も尊い女性の一人とされる。クルアーンには、彼女の名を冠した章がある。

立場・称号

マリアは、カトリック教会や正教会で「神の母」と呼ばれ、聖人の中でも特別な位置にある。イスラム教では、純潔で信仰深い女性の模範とされる。

人物像・象徴

マリアは、神の言葉を受け入れた謙虚さと、母としての慈しみの象徴である。青い衣、白百合、星の冠が、その象徴として描かれる。

生涯・事跡

福音書では、ナザレに住むマリアのもとに天使ガブリエルが現れ、神の子を身ごもることを告げたとされる。マリアはその言葉を受け入れ、ベツレヘムでイエスを産んだ。十字架のもとでイエスの死を見守ったとも記されている。

主な伝承・エピソード

天使ガブリエルがマリアに神の子の誕生を告げる「受胎告知」は、キリスト教美術で最も多く描かれた場面の一つである。クルアーンでは、マルヤムがナツメヤシの木のもとでイーサーを産んだと語られる。

関連する存在

✦イエス、✦ガブリエル、✦ザカリア、✦プリドウェン

崇敬・解釈

マリアへの崇敬は、カトリック教会や正教会で特に厚く、多くの祈りや祝日がささげられている。プロテスタントでは、信仰の模範として敬われるが、崇敬の形は教派によって異なる。

主な登場資料

ルカによる福音書、マタイによる福音書、ヤコブ原福音書、クルアーン

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07