エリヤ
えりや
人物
英語表記
Elijah
別名・異表記
イリヤース
伝承元
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
地域・文化圏
古代イスラエル文化圏
概要
エリヤは、旧約聖書に登場する預言者である。王国に広まっていたバアルの崇拝に立ち向かい、唯一の神への信仰を守ったと語られる。最後は火の戦車に乗り、つむじ風に包まれて天に上ったとされる。
立場・称号
エリヤは、北イスラエル王国で活動した預言者である。イスラム教でもイリヤースとして預言者の一人とされる。
人物像・象徴
エリヤは、権力を恐れず神の言葉を伝える、激しい情熱を持つ預言者として語られる。火と荒野が、その物語の象徴である。
生涯・事跡
エリヤは、アハブ王と王妃イゼベルがバアル崇拝を広めたことを非難し、命を狙われて荒野へ逃れた。荒野では、烏が食べ物を運んで彼を養ったと語られる。
主な伝承・エピソード
カルメル山で、エリヤはバアルの預言者たちと対決した。それぞれが祭壇を築いて祈ると、バアルの祭壇には何も起こらず、エリヤの祭壇には天から火が降ったとされる。のちにエリヤは、弟子エリシャの前で火の戦車に乗って天に上った。
関連する存在
崇敬・解釈
ユダヤ教では、エリヤは救い主の到来に先立って戻ってくると信じられ、過越の祭りの食卓には「エリヤの杯」が置かれる。神秘主義の伝承では、天使サンダルフォンになったとも語られる。
主な登場資料
列王記、マラキ書、マタイによる福音書、クルアーン
