トビア

とびあ

人物
英語表記

Tobias

別名・異表記

トビアス

伝承元

ユダヤ教、キリスト教

地域・文化圏

古代イスラエル文化圏、アッシリア、メディア

概要

トビアは、旧約聖書の『トビト記』に登場するトビトの息子である。父の頼みで遠い地へ旅に出て、天使ラファエルに導かれながら、サラを悪魔アスモデウスから救い、妻に迎えた。

立場・称号

トビアは、『トビト記』の旅の主人公である。

人物像・象徴

トビアは、親に孝行し、導きに素直に従う若者として描かれる。犬を連れ、魚を手にした姿で描かれることが多い。

生涯・事跡

トビアは、父が預けた銀を取りに行くため、アザリアと名乗る案内人とともにメディアへ旅立った。その案内人こそ、姿を変えた天使ラファエルであった。

主な伝承・エピソード

旅の途中、チグリス川でトビアを襲った大きな魚を、ラファエルの指示で捕らえた。その心臓と肝臓を焼いた煙で、サラにとりついていた悪魔アスモデウスを追い払い、胆嚢で父の目を癒やしたと語られる。

関連する存在

✦トビト、✦サラ、✦ラファエル、✦アスモデウス

崇敬・解釈

トビアとラファエルの旅は、守護天使の導きを表す場面として、ヨーロッパの絵画に数多く描かれた。旅の安全を願う信仰とも結びついている。

主な登場資料

トビト記

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07