クロノス

くろのす

種族
英語表記

Kronos

別名・異表記

Cronus

伝承元

ギリシャ神話

地域・文化圏

古代ギリシャ文化圏

概要

クロノスは、ギリシャ神話に登場するティタン神族の王である。父ウラノスを倒して世界の支配者となったが、のちに自らの子ゼウスに王座を奪われた。時の神クロノス(Chronos)とは本来別の存在である。

司るもの・権能

クロノスは、ゼウス以前の時代の世界を支配した王であり、農耕や収穫とも結びつけられる。神々の世代交代を象徴する存在である。

神格・立場

クロノスは、ウラノスとガイアの子であり、ティタン神族の末子である。妻レアとの間にゼウスら次の世代の神々をもうけた。

姿・象徴

クロノスは、大鎌を持つ老人の姿で表されることが多い。この大鎌は、父ウラノスを打ち倒した際の武器とされる。

主な神話・エピソード

クロノスは、自分も子に王座を奪われるという予言を恐れ、生まれた子を次々と呑み込んだ。しかしレアの機転でゼウスだけが逃れ、成長したゼウスによって呑んだ子らを吐き出させられた。その後の戦いティタノマキアに敗れ、クロノスはタルタロスへ封じられた。

関連する存在

✦ゼウス、✦レア、✦ウラノス、✦ガイア、✦ティタン神族、✦サトゥルヌス

信仰・祭祀

クロノスは、アテナイのクロニア祭などで祀られた。ローマではサトゥルヌスと同一視され、その祭りは盛大に祝われた。

主な登場資料

神統記、ギリシャ神話伝承

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07