サンジュニャー

さんじゅにゃー

種族
英語表記

Saranyu, Sanjna

別名・異表記

サラニュー

伝承元

インド神話

地域・文化圏

インド文化圏

概要

サンジュニャーは、インド神話で太陽神スーリヤの妻とされる女神である。夫の放つ光の強さに耐えかね、自らの影を身代わりに残して去ったと語られる。

司るもの・権能

サンジュニャーは、夜明けや雲と結びつけられる女神と解釈されることがある。

神格・立場

サンジュニャーは、工匠神ヴィシュヴァカルマン(またはトヴァシュトリ)の娘とされる。死者の王ヤマ、その双子の妹ヤミーの母である。

姿・象徴

サンジュニャーは、雌馬の姿に変わって森に隠れたことで知られる。

主な神話・エピソード

スーリヤの輝きに耐えられなかったサンジュニャーは、自分と同じ姿の影チャーヤーを残して去った。のちにスーリヤは真実を知り、雄馬の姿でサンジュニャーを追い、二人の間に双子の神アシュヴィンが生まれた。父ヴィシュヴァカルマンは、スーリヤの光を削って和らげたと語られる。

関連する存在

✦スーリヤ、✦ヤマ、✦ヤミー、✦ヴィシュヴァカルマン、✦スーリヤの太陽車、✦シャニ

信仰・祭祀

サンジュニャーは、スーリヤの妻として、太陽神の図像の中にともに表されることがある。

主な登場資料

リグ・ヴェーダ、マールカンデーヤ・プラーナ、ハリヴァンシャ

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07