妲己
だっき
種族
英語表記
Daji
伝承元
中国伝承、封神演義
地域・文化圏
中国文化圏
概要
妲己は、古代中国の殷王朝最後の王、紂王の寵愛を受けた妃である。史書では王を惑わせた悪女とされ、小説『封神演義』では千年を生きた狐の精が乗り移った存在として描かれた。
姿・特徴
妲己は、比類のない美貌を持つ女性として語られる。『封神演義』では、その正体は九尾の狐とされる。
性質・行動
妲己は、紂王の心をとらえ、残酷な刑罰や贅沢な宴を勧めたと語られる。
危険性・害
妲己の伝承では、王を惑わして国を滅ぼした存在とされる。ただし、王朝の滅亡を一人の女性のせいにする語り方であり、史実とは区別して読む必要がある。
主な伝承・エピソード
『封神演義』では、女媧の命を受けた狐の精が妲己の体を乗っ取り、殷を滅ぼすために紂王を惑わせる。周の軍勢が殷を倒すと、妲己は捕らえられ処刑された。日本では、この狐が玉藻前となって再び現れたとも語られた。
関連する存在
主な登場資料
封神演義、史記、絵本三国妖婦伝
