妲己

だっき

種族
英語表記

Daji

伝承元

中国伝承、封神演義

地域・文化圏

中国文化圏

概要

妲己は、古代中国の殷王朝最後の王、紂王の寵愛を受けた妃である。史書では王を惑わせた悪女とされ、小説『封神演義』では千年を生きた狐の精が乗り移った存在として描かれた。

姿・特徴

妲己は、比類のない美貌を持つ女性として語られる。『封神演義』では、その正体は九尾の狐とされる。

性質・行動

妲己は、紂王の心をとらえ、残酷な刑罰や贅沢な宴を勧めたと語られる。

危険性・害

妲己の伝承では、王を惑わして国を滅ぼした存在とされる。ただし、王朝の滅亡を一人の女性のせいにする語り方であり、史実とは区別して読む必要がある。

主な伝承・エピソード

『封神演義』では、女媧の命を受けた狐の精が妲己の体を乗っ取り、殷を滅ぼすために紂王を惑わせる。周の軍勢が殷を倒すと、妲己は捕らえられ処刑された。日本では、この狐が玉藻前となって再び現れたとも語られた。

関連する存在

✦九尾の狐、✦玉藻前、✦女媧

主な登場資料

封神演義、史記、絵本三国妖婦伝

登録日2026.10.07
更新日2026.10.07